10月20日、JAXAのMMXが火星の月へ飛び立ちます
2026.10.15
おはようございます!
広報担当の安保敬司です。
10月も半ばで、名古屋駅前も朝の空気がだいぶひんやりしてきました。日中はまだ上着をどうしようか迷う日もありますが、だんだん秋が深まっていく感じがします。

JAXAが火星の衛星フォボスを目指す探査機「MMX」を、10月20日の午前4時41分ごろに鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表しています。H3ロケットの10号機で飛び立ち、2027年に火星の周回軌道に入ったあと、フォボスの地表から10グラム以上の砂を持ち帰る計画です。試料が無事に戻ってくれば2031年、火星の衛星からのサンプルリターンとしては世界初になるそうです。
10月20日の朝、何が打ち上がるんですか
打ち上げの予定時刻は、10月20日午前4時41分03秒。天候などで延期になった場合に備えて、10月21日から11月7日までも予備日として確保されていると報じられています。
場所は鹿児島県の種子島宇宙センター。使われるのはH3ロケットの10号機です。名古屋だとまだ真っ暗な時間帯ですね。
火星そのものではなく「火星の月」を目指すミッションがあるというのは、正直、僕は今回ニュースを読んで初めてきちんと知りました。
フォボスってそもそもどんな月なんでしょう
フォボスは火星にふたつある衛星のうちのひとつで、もうひとつがダイモスです。学校で習った覚えがあるような、ないような、というレベルで、改めて調べてみて勉強になりました。
MMXはこのフォボスの近くまで行って、小型ローバーを地表に下ろして観測し、本体は2回着陸して砂のような試料を集める計画だそうです。遠くの小さな月に、ピンポイントで二度降りる。想像しただけで気が遠くなります。
戻ってくるのは2031年の予定だそうです
探査機が火星圏を離れるのは2030年、地球に試料を届けるのは2031年の予定だと報じられています。打ち上げから数えて5年がかりの長い旅ですね。
会議室の仕事をしていても、半年先の予定を立てるだけでいろいろ悩むのに、5年先までのスケジュールを立てて動かしている人たちがいる。すごいなあ、と素直に思いました。
はやぶさのときのワクワクを思い出します
サンプルリターン(試料を持ち帰ること)という言葉は、はやぶさや、はやぶさ2のニュースで耳にした記憶があります。小惑星イトカワやリュウグウからのカプセルが戻ってきたときは、テレビの前で思わず拍手してしまいました。
MMXが成功すれば、火星の衛星から地球に砂が届くのは世界で初めて、とのことです。地味なようで、ものすごいチャレンジだなあと感じました。
名古屋の朝、空を見上げてみようかな
打ち上げは種子島なので、名古屋から直接見られるわけではありません。それでも10月20日の朝は、目が覚めたらまずニュースを確認してみようと思っています。
宇宙の話は、ふだんの会議室の仕事とは縁がなさそうで、でもどこかで励まされるところがあります。遠くに向かう計画がちゃんと動いている、それだけで朝の気分が少し明るくなるというか。
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