学び直しを誰が教えるか、中小がつまずく夏の話
2026.08.27
おはようございます!
広報担当の安保敬司です。
8月も最後の週になりましたね。朝晩はちょっとだけ空気がゆるんできて、昼にひつまぶしをいただいた帰り道、うなぎだけに、うなぎのぼりの気温もそろそろ一段落かなと思いました。

学び直し、いま何割の会社がやってる?
先日、リスキリング(社員の学び直し)に関する調査結果がいくつか出ていました。パーソルイノベーションが発表した2025年12月版の調査では、全社としてリスキリングを実施している企業は38.3%、部門ごとの限定実施やパイロット実施まで含めると64.6%が何らかの形で取り組んでいると報じられています。
「うちはまだ」という会社も多い一方で、少なくとも半分以上の企業が動き始めている、という感じでしょうか。
中小と大手で20ポイントの差がついた
気になったのは、企業規模別の差です。別の調査では、中小企業でのリスキリング実施率は41.7%で、大企業の60.7%と比べておよそ20ポイント低いと紹介されていました。
数字だけ見ると「中小は遅れている」と読めてしまいますが、これは単純に良し悪しの話ではないと思うんです。大企業には専任の人事部門や研修担当がいて、外部のプログラムを導入する余裕もある。中小企業は社長や現場のリーダーが本業をこなしながら学び直しの旗も振ることになる。事情がまるで違います。
つまずくのは「教える人」がいないこと
調査でもうひとつ目にとまったのが、リスキリング推進の最大の阻害要因は「指導者・メンター不足」で25.9%、次いで「人材・スキルデータの未整備」24.3%、「学習・業務適用の時間が確保できない」21.5%と報じられていた点です。
お金や制度の問題より、まず「誰が教えるのか」でつまずいている。これは中小企業に限らず、どこの現場でも聞こえてきそうな話ですよね。
私も広報の仕事で新しいツールを触るとき、動画を見て独学するのと、詳しい人に横で15分教わるのとでは、たどりつくスピードがまるで違うと感じます。教えられる人が社内にいるかどうか、というのは思っている以上に大きい。
外の場所を借りて集まるという選び方
この「教える人が足りない」という課題への向き合い方は、会社によっていろいろだと思います。外部講師を招く会社もあれば、同業や地域の勉強会に社員を送り出す会社もある。オンライン学習だけで済ませる会社もあれば、あえて対面で顔を合わせる場を作る会社もある。どれが正解ということはなくて、自社の規模や業種、社員の年齢構成によって選び方は変わってくるはずです。
ただ、対面で集まるほうが向いているテーマもあります。手を動かして覚える系のスキル、質問がその場で飛び交うワークショップ、外部講師を招いての半日研修などは、やっぱり同じ空間にいるほうが密度が高い。そんなときに、社外の会議室を1日借りて集中する、という選択肢もあります。
まずは半日、社内から離れてみる
安保ホールは名古屋駅から徒歩2〜3分で、大小13室あります。20名前後の中小企業さんが半日〜1日の研修で使われるケースも多く、レイアウト変更料や空調費、Wi-Fiは無料です。料金ページに部屋ごとの詳細が載っていますので、規模感のイメージだけでも見ていただければと思います。
大手のように専任の研修部隊を抱えるのは難しくても、月に1回でも社外で顔を合わせて学ぶ場を作る、という始め方はあると思います。数字の差はすぐには縮まらないかもしれませんが、動いた会社から少しずつ景色が変わっていくんじゃないでしょうか。
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