越境ECが1兆ドルを超えた夏、うちの商品はどうする?
2026.08.21
おはようございます!
広報担当の安保敬司です。
お盆が明けて、名古屋の街も少しずつ日常のペースに戻ってきました。とはいえ日中はまだ36度前後の予報が出る日もあって、事務所と会議室のあいだを行き来するだけで汗ばむ、そんな8月下旬です。

越境ECが1兆ドルを超えたそうです
ちょっと気になる数字を目にしました。2024年の世界の越境EC市場規模が、すでに1兆ドルを超えたと報じられています。単位が大きすぎてピンと来ませんが、要は「国境をまたいでネットで買い物をする」ことが、世界のあちこちで当たり前になった、ということみたいなんです。
2026年に入ってからも、その勢いは落ちていないようです。円安、AI翻訳、物流の進化、決済の低コスト化。いくつかの追い風が重なって、日本の中小企業にとっても「海外に売る」が特別なことではなくなりつつある、という話をあちこちで聞くようになりました。
日本語のままでも売れる、と言われる時代
ひと昔前、海外に売るというと、英語や中国語のサイトを一から作って、現地の代理店を探して、通関の勉強もして…と、ハードルの高さで多くの会社があきらめていた印象があります。
ところが最近は、AIが多言語の商品説明や問い合わせ対応をだいぶ担ってくれるようになりました。プラットフォームに出品して、翻訳と決済と配送はそちらの仕組みに乗せる、というやり方も広がっているそうです。ゼロから海外拠点を作らなくても、まず一度試してみることができる。そのハードルの低さは、以前とはずいぶん違うと言われています。
いいことばかりでもない、というのが正直なところ
とはいえ、追い風の話ばかりではありません。北米では関税制度が見直された影響で、価格設計を組み直す必要が出てきているとの報道がありますし、欧州も2026年7月から関税の改革が始まったとされています。中国市場は規制が複雑で、東南アジアは伸びしろが大きい反面、決済や物流の事情が国ごとに違うそうです。
「越境ECだからすぐ儲かる」と単純には言えず、どの国に、どの商品を、どの棚で売るかを、地味に考え続ける仕事なんだ、という声もよく聞きます。うまくいった事例と、思うようにいかなかった事例、両方を落ち着いて見ておきたいテーマだなと感じます。
こういう話こそ、集まって話したい
越境ECの話って、資料を回覧するだけだと、なかなか進まないんですよね。「うちの商品は、そもそも海外の誰に向けたものなんだろう」から始まって、価格、送料、返品対応、問い合わせの言語…決めるべきことが芋づる式に出てきます。
こういうテーマこそ、少人数でホワイトボードを囲んで、「今日決めるのはここまで」と区切りながら話したほうが、後で見返したときに納得感が残る気がしています。社内でなかなか時間が取れないときは、あえて社外の会議室を借りて半日押さえてしまうと、意外と話が前に進む、というお声もいただきます。
今日のお昼は冷やしの味噌煮込み
まったく話は変わりますが、今日のお昼は名駅の地下街で、冷やしの味噌煮込みうどんを食べてきました。冷たいのに八丁味噌のコクがしっかりあって、夏バテぎみの胃袋に妙にしみました。海外の方にもいつか味わってほしい名古屋の味です。越境ECの話をしているだけに、名古屋の味噌もいつか海を越えていくのかもしれません。ちなみに地下街を通れば直射日光を避けて安保ホールまで来られますので、ご来館の際はアクセスページのルートもご参考にどうぞ。
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